実はメンバーはほとんどが初対面!?
私たち「粒谷区ウインドオーケストラ“フェリスタス”」は、ツイッターを軸に日本各地からコンサートのために集まったメンバーで構成されています。ですから、毎回固定のメンバーというのは存在しないんですね。今回の「青春なう」でも、10代のヤング(笑)から50代のおじさんおばさんまでの幅広い年齢層、また、北は東北、南は関西圏、北陸方面から参加するメンバーもいます。常設楽団で活躍中の人もいれば、トラ(エキストラプレイヤー)で駆け回っている人、はたまた○○年のブランクを経て楽器演奏を復活した人、楽器を始めて間もない人、音大生や音楽教室の先生などなど、本当にバラエティに富んだアマチュア演奏メンバーで構成されています。
東京近郊で月に1回〜3回行われてきた合奏練習でも、そんな多種多様なwwメンバーたちが全員が揃うということは不可能で、コンサート前日のゲネプロで80名近いメンバーがはじめて顔を合わせるということになります。特に遠方からの参加メンバーとは、曲の吹き方やイメージをインターネットを介して共有しながら各メンバー個人練習に励み、最終的にゲネプロで意気投合!となるわけです。
▲「青春なう」とある日の練習風景
でも、いきなり初対面で意気投合はむずかしい。それを可能にしてくれるのは、遠くにいてもその遠さを感じずに会話できるインターネットのコミュニティツール、ツイッターなんですね。いつも気軽に会話しているおかげで、メンバー同士はじめて出会ったような気がしないんです。また、関東圏のメンバーは練習に参加するだけでなく、練習後の課外活動(笑)も盛んに行なってきました。「宴会企画部」とか「スイーツ部」とか「温泉部」とか、そんな部活があるとかないとか。こうした繋がりを元に、メンバーの親睦を深めてきました。
▲「青春なう」とある日の親睦会風景。かんぱ〜い!
さて、こんな演奏メンバーをまとめるのは、今回の「青春なう」で音楽・演出監修を担当する作編曲家でトランペット奏者の木原 塁氏です。個性が強くいろんな意味での猛者たち、さまざまな環境にいるさまざまなメンバーを引率してどこまで粒吹の魅力を引き出してくれるのか、第1部「課題曲なう」で指揮を担当する若林康之氏とともに、腕の見せ所でもあります。乞うご期待!
▲木原 塁氏と若林康之氏
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